地域貢献と子供教育の融合!ZIKU KIDZプログラミング教室の挑戦

· 加盟教室事例

◇◆プログラミング教室成功事例紹介◆◇

兵庫県淡路島の久留米次郎さんにお話を伺いました!

 

Q1:どのような教室を運営されていますか?(自己紹介をお願いします) 

兵庫県・淡路島の南あわじ市でZIKU KIDZプログラミング教室を運営している久留米次郎です。若い頃から地域の発展に貢献できる事業を行いたいと思っており、Uターンしてから地元の観光業でプロモーションやマーケティング業務に14年ほど従事していましたが、次第にもっと色々な角度から地域の貢献に関わりたいと思うようになり2022年5月に脱サラしZIKUをスタートし、こども教育事業としてZIKU KIDZプログラミング教室を立ち上げました。ZIKUではそのほかに地域の中小企業へのマーケティング支援業務「ZIKU BIZ」クリエイティブ支援「ZIKU CREATIVE」イベント事業「ZIKU LIFE」など、自分ができることの中で地域のためになりそうなことはなんでもやるスタンスで日々奮闘しています。

 

Q2:本業とプログラミング教室との関係、割合を教えてください(本業=私生活でも可) 

プログラミング教室は週に3日で4クラス、2023年5月現在で32名在籍しています。授業は60分なのですが、学校帰りにそのまま来て宿題をする生徒がほとんどなので、授業開始の1時間前からスタッフが教室にいるようにしています。親御さんからは宿題を見てもらえるというのがとても大きな付加価値になっているとおっしゃって頂いています。ZIKUの本業は地域の課題解決がもっとも重要なミッションですので(ZIKU KIDZプログラミング教室も地域のプログラミング教育が脆弱なため立ち上げ)子供たちからの意見や親御さんの意見など地域が抱える課題を発見するのにとても重要な繋がりがもてていると思いますし、地域の未来である子供達の成長は自分自身のモチベーション向上にとても需要です。

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Q3なぜプログラミング教室を開講しようと思ったのですか? 

ZIKUは「地域の発展のためのビジネス」をパーパスに「30年後も活気のある地域」をビジョンにとして掲げています。そのためには子供達の成長、そして田舎でも仕事ができるスキルを身につけることはとても大切だと感じました。しかし現在の南あわじ市ではそういった事を学べる場所がなかったため、自分自身でチャレンジすることにしました。幸いなことに僕も妻も同年代のこどもがいる友人や知人が周りにとても多くいたためにマーケティングリサーチがとてもしやすく、課題解決のために自分が貢献できるという確信がもてたことが大きかったと思います。近い将来、プログラミングスキルの高い地域の若い人たちが教室を引き継いでくれて、さらに難易度の高いプログラミングスキルも教えていける教室になっていければよいと考えています。そして1人でも多く地元で仕事ができるような環境を構築していきたいと思っています。

 

Q4:プログラミング教室の運営状況は? 

開校しているコースですが、スクラッチコースがメインとなっていますが低学年のこどもが多いのでスクラッチJr、ThinkThink、タイピング練習、その他のアプリなどを織り交ぜてオリジナルのカリキュラムを組んでいます。高学年のこどもにはどういった事を学びたいかをヒアリングし、その子供にあったカリキュラムを組みます。プログラミングよりも制作プロジェクトのディレクションを中心に学んでいるこどもや、脚本作りに力を入れているこどもなど枠にはまらない教育方針をとっているのですが、子供との信頼作りと同様に親御さんへの情報共有もとても重要だなと感じています。売り上げは8000円×31名=248,000円で残るお金は17万円ほどです。これは自分と妻の人件費は差し引いていません。この事業だけで食べていくのは難しいですが、他の事業と兼業で行う、もしくはこどもが好きで子供教育に携わりたいといった志が高い方には良いのではないかと思います。お金儲けを主眼に置くととても苦しいかもしれません。

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Q5:プログラミング教室の今後の展望は? 

今入会してくれているこどもたちは僕を慕って入ってくれている子が多いので退会するまでそのまま教えますが、近い将来に信頼できる人が手を挙げてくれれば事業を任せようと考えています。そのためにはその人がこの事業一本で食べていける収入が必要になりますので、候補者が現れれば今の倍の生徒が入会してくれるようにマーケティングを行います。現在はほぼ口コミだけで入会していただいているので可能性は大いにあるなと考えています。ただ、学校のプログラミング教育のレベルがとても向上し、ZIKUKIDZプログラミング教室の存在意義がなくなれば撤退する必要がありますので、プログラミングだけに拘らずに常に子供教育の課題を発見し解決できるような教室運営を心がけていかなければいけないなと思っています。

 

Q6:プログラミング教室(の講師)のやりがいは? 

楽しいことは運動会やスポーツ大会などに生徒が出場していると、自分のこどものような視点で応援できるのでエキサイティングな瞬間が増えます。負ければその分悲しさも増えますが、、、。苦労していることは低学年のこどもたちのコントロールの仕方です。優しくしすぎると収集がつかない状況になりますし厳しくしすぎると学ぶことへのモチベーションが低下するので、毎回クラスを最適な状況にもっていくために試行錯誤しています。

 

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Q7:Tech for elementaryに加盟して良かったこと、今後期待したいことは? 

加盟前は色々な教材会社とWEBミーティングをしてメリットデメリットなどを見比べていたのですが、澤部さんと面談させて頂いた時にそのまっすぐな人柄に魅了されて入会を決めました。もちろん条件面も合致したということもあるのですが、プログラミング教育初心者としては信頼できる方と一緒にスタートしたいという想いが強くありましたのでほぼ即決でした。開講してからは僕自身のスキル不足もあるのですが、個人の習熟度にあわせたカリキュラム造成に手こずっており、もし可能なら低学年むけの教材をもっと増やしていただけたらとても助かります。現在スクラッチ入門編が導入されていますが、その一歩手前のこどもたち向けもあれば助かります。

 

Q8:プログラミング教室の開講を検討している人にメッセージを! 

まずはスタートしてみることだと思います。良くも悪くも想定外のことは起こります。自分自身の成長のためにもこどもたちの成長のためにも、まずはあなたが一歩踏み出すことで世界が開けます。こどもたちにチャレンジする背中を見せていきましょう!応援しています!

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