年数十万の利益!元SEの主婦

· 加盟教室事例

◇◆プログラミング教室成功事例紹介◆◇

ポンコタン代々木上原さんにお話を伺いました!

 

Q1:どのような教室を運営されていますか?(自己紹介をお願いします) 

2018年にプログラミング教室「ポンコタン代々木上原」を開講しました。SEとして民間企業に勤務しておりましたが、育児との両立や地域への貢献を考え、会社を退職し、運営することにいたしました。個人宅で開講しています。ピアノ教室のプログラミング版といったイメージです。元SEかつ母親という立場を活かし、お母さま、お父さまに代わって、プログラミング教育を行う、「きめ細かい、気の利いた」教室を目指しています。また、今後は子供たちばかりでなく、高齢者にもITの面白さを伝えていきたいと考えています。居住区より高齢者向けの「デジタル活用支援員(スマホ相談員)」の認定も受けています。

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Q2:本業とプログラミング教室との関係、割合を教えてください(本業=私生活でも可) 

 SEで培ったプログラミング技術や、若手育成の経験を、教室運営に活かしています。また、プログラミング技術以外にも、一社会人としての経験が、各所で活かされていると思っています。例えば顧客対応の経験が、保護者様との関わり方に活かされたり、ドキュメント作成経験(資料中の図解作成経験など)も、Scratchのオリジナルイラスト作成に活かされたりしています。週に5日開講し、レッスン日の1日当たりの業務時間は、準備・レッスン・片付けを合計して、4時間くらいです。夕方から夜にレッスンを行うため、遅い時は20時くらいまでレッスンをしていることがあります。そのため、多少、家族に影響(例えば、夕飯の準備が遅くなる等)することがありますが、自宅開講のメリットで、適宜、レッスンの部屋と生活スペースを行ったり来たりしながら、できるだけ家族に影響しないよう進めることができています。

 

Q3なぜプログラミング教室を開講しようと思ったのですか? 

 SEの仕事には誇りをもっておりましたが、残業が多く、育児にも支障があったため、転職を考えていました。そこに、2020年にプログラミング教育が必修となると知り、私のSE経験が、私の子供や地域の子供たちに活かせるのではないかと考え、Tech for elementaryに興味を持ちました。開講前は、貸会議室や事務所を借りることを検討したのですが、集客に失敗したときの損失を考え、自宅開講を選びました。実際、開講して数年後に、新型コロナウィルスの影響で休業することになり、減益となりましたので、最初から大きく開講せず良かったと思っています。

 

Q4:プログラミング教室の運営状況は? 

 ScratchやMinecraft、Unity等、プログラミングの講座をメインで開催しています。長年、通塾している生徒さんについては、本人の興味や特性をみて、ロボットプログラミングやArtに関する講座もおすすめし、プログラミングにとらわれないクリエイティブな活動もしています。生徒数は10名前後です。(現在、新型コロナウィルスの感染予防で休会している生徒さんも多く、また私の家族都合により、2021年度、2022年度は教室を縮小して運営しています)地域の個人的なつながりで来てくださる生徒さんが多く、年長~中学生が偏りなく通塾してくださっています。開講当初は、個人的なつながりで来てくださった生徒さんが多く、女子率が高かったです。ネット検索で来てくださる生徒さんは全員男子ですので、今後は男子率が上がっていく見込みです。私個人は、「プログラミングに男女差無し」という思いがあるので、女子にも好まれそうな教室運営を目指しています。支出は、Tech for elementaryのロイヤリティ以外に、塾生管理システム利用料や、新型コロナウィルスの感染拡大を予防するための設備費用(例えば、パーティションや加湿器等)がありますが、年間を通して支出が収入を上回ることはなく、年間で数十万の利益が出ています。 

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Q5:プログラミング教室の今後の展望は? 

 2023年度以降、30名程度まで生徒数を増加できたらよいと考えています。もし生徒増加の見込みがあれば、アルバイトを雇うことや、いずれはプログラミング教育者の育成も行い、教室の拡大をしていきたいです。また、高齢者向けの講座等も検討はしていますが、現時点では未定です。

 

Q6:プログラミング教室(の講師)のやりがいは? 

 生徒さん達の腕試しに、コンテストに参加しています。2019年度には、本教室の生徒さんが、1400人程が参加するプログラミングコンテストで上位30位に選ばれ、とてもうれしかったです。一方で、本教室ばかりの話ではありませんが、新型コロナウィルス感染拡大により、現在でも教室運営をどうすべきか悩み続けています。教室の目指すところが、「きめ細かい気の利いた教室」で、お父さま、お母さまの手を煩わせることなく、こちらで環境を準備し、生徒さんが手ぶらで通塾できる教室をうたっています。ところが、感染症対策の観点では、対面レッスンをなくすことなどが効果的であり、それに従うと、きめ細かいレッスンが難しくなってしまいます。しかし、今後もこの状況は続いていくと思われるため、オンラインでもきめ細かいレッスンができないか、もしくは対面でもより感染リスクを減らすにはどうしたらよいか等、検討を続けます。

 

Q7:Tech for elementaryに加盟して良かったこと、今後期待したいことは? 

 私一人で、たくさんの種類の講座を開講できてとても助かっています。提供いただけなかったら、事前準備がとても大変で、開講ができなかったのではと思います。開講までは、収支が心配でしたが、自宅開講のスモールスタートのおかげで、少なくとも支出の方が多くなることはなく運営できています。いずれ高齢者向けの講座等も開講できたらいいなと思っています。もしTech for elementaryでも高齢者向けの講座等を提供いただけたら、日中にも開講できて、より集客できるかもしれないと思っています。

 

Q8:プログラミング教室の開講を検討している人にメッセージを! 

 Tech for elementary提供の講座は、講座の進め方も費用面でも自由度が高いと思います。プログラミング経験ある方も、経験はないけれどご興味のある方も、いずれも開講しやすい形態だと思います。特に、プログラミングのご経験のない方にも、解説動画が提供されているで、レッスンを開催しやすいと思います。また、私のように元SEで主婦の方にはおすすめです。家事と両立しながら、SE経験を活かして、地域貢献もできるので、とても良いのではないかと思います。